梅雨明けが発表されていますが、ここ最近不安定なお天気が続きますね。

香川県　木田郡　三木町　池戸　農学部前　阿部歯科医院　スタッフです。

副院長から、こんなキットをいただきました。

pH測定薬が入っていて、身近な飲み物の酸性度を調べることができるようです。

酸性度が高いと、酸蝕症といって歯の表面が溶けたり、歯がすり減ったりすることがあります。

いわゆる「虫歯」も「酸」が原因ですが、この酸は、細菌が糖質から作り出します。

「酸蝕症」には細菌が関与せず、飲食物に含まれる酸が歯に作用して歯が溶けます。

なので、虫歯のリスクが低い人でも、酸性飲料をダラダラ飲んでいると

酸蝕症のリスクが高くなります。

まずはミネラルウォーター

pH測定薬を入れると……

ご存じのとおり、中性の緑色になりました。

pH5.5より酸性だと歯の表面が溶けてしまう目安ですが、pHは7を示しました。

次に麦茶です。pHは6か7ぐらいですね。

リンゴ酸入りの黒酢では、酸性の赤色になりました。

pHは4ぐらいです。

健康志向や水分補給として、酸性飲料を飲む時は

ダラダラ時間をかけて飲むと、歯が溶かされる時間が長くなるので

さっと飲み干すようにするなどの工夫がおすすめです。

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