

身体のなかに、体内に医療用の材料や器具などを埋め込むことの総称です。シリコン素材や心臓ペースメーカーなどもその一例です。歯科では、デンタルインプラント(以下インプラント)と呼び、高齢や事故によって歯を失った場合、あごの骨に人工歯根を埋めて歯を整えていきます。







歯周病とは

抜けた歯の前後にある健康な歯を削り、それを土台にして人工の歯をつけて治療します。
インプラント治療

あごの骨に一本の人工歯根を埋め込みます。健康な歯は一切けずることなくそのままにしておけます。

従来の治療法

前や後ろの歯にフックをかけて固定します。取り外しを行うので使用頻度によっては、ぐらつきが発生し、安定感もなくなってきます。
インプラント治療

人工歯根でがっちりと固定するので、安定感がよく、かみ心地も自然です。硬いものでも心配なく食べられます。

従来の治療法

歯ぐきの形に合わせて、プラスチックなどの素材で義歯を装着します。経年によってズレやがたつきなどが起こりやすくなり、話の最中にはずれる人もいます。
インプラント治療

すべての歯をインプラント治療できるので、自分の歯と同様の咀嚼が可能です。また、インプラントを土台にして、インプラント義歯を装着する方法もあります。


A.インプラント治療は、健康保険適用外です。すべて自己負担の治療なので、高額になりますが、歯を失ったままだと健康にもかかわってきます。インプラントにも、さまざまな治療法がありますので、お気軽にご相談ください。

A.個人のケアにも変わってきますが、10年以上は持つといわれています。なかには25年以上も使い続けている方もいらっしゃいます。自然の歯と同じように、口腔内のケアをしっかりしていくことが大切です。

A.インプラントに使用する金属は、チタンです。チタンは、アレルギーがほとんど出ない金属で、一般的な手術にも多く使われています。心配な方は、あらかじめご相談ください。

A.骨の成長がとまる十代後半が一般的です。高齢の方でも、健康状態や口腔内に支障がなければ受けられます。

A.インプラント治療は、インプラントを骨に埋める手術、人工歯の装着、メンテナンスを順番に行います。通常、手術には、埋め込み手術と連結部分の装着手術の2回が必要ですが入院は必要なく、その日のうちに帰っていただけます。完全に治療が終わるまでには、約3ヶ月から1年くらいかかります。手術や治療方法は、患者様とよく相談して決めていきます。

