お鍋が美味しい季節になりました！

香川県　　木田郡　三木町　　池戸　農学部前　　阿部歯科医院　　副院長です。

先日、三木町立ししの子幼稚園に講演とブラッシング指導に行ってきました。

昨年までは三木町立平井幼稚園池戸分園にて行っていましたが

統合したため今回は初めてししの子幼稚園でおこないました。

衛生士さんよる手作りの紙芝居を行いました。

年少さん、年中さん、年長さん、保護者の方を合わすと100名以上の方に参加してもらいました。

むし歯にならないための食生活

歯ならびをよくするために毎日気をつけることを

クイズを交えながらお話させていただきました。

各クラスに分かれてブラッシング指導を行いました。

みんな上手に磨けるようになってくれました。

歯の大切さを少しでもわかってもらえると嬉しいです。

また、別の日には平井小学校学校医として

木田郡地域学校保健委員会に参加してきました。

全国、香川県、平井小学校を比較した

う蝕立、処置歯率について

フッ素洗口開始からのう蝕減少率について解説さしていただきました。

日本医師会　第6回　赤ひげ大賞を受賞した松原先生の講演を聞きました。

松原先生は生徒と接する中で

肥満傾向の子供が多いことや

病気で来院する子供の血液に異常値が多いことに気づき

学校での血液検査実施を町教育委員会に申し出たが、取り合ってもらえなかった。

「生徒の健康は校医である自分の責任」と考え、62年から1年生約300人に対して自費で検査を始めた。

検査は授業を妨げないよう早朝に行った。

空腹時の血糖値が必要なため

生徒には検査当日の朝食は取らずに登校させ

町で人気のパン屋から自費でサンドイッチと牛乳を購入し

採血後に生徒に食べさせた。採血と合わせて、食事や運動などについても細かくアンケートを取った。

数値に異常があれば、本人と保護者に望ましい食生活や運動について助言し

経過を注意深く見守った。「異常値を発見して治療するのが真の目的ではない。

自分の健康状態を知り、自己管理できるようになってほしい」と力を込める。

「学校現場での保健教育は、どちらかというと健康情報の教育であり、

生活習慣病予防や自らの健康を守るために何をすべきか、という視点に欠けているのではないか。

三木中学には町全域から生徒が通っているため、町民に対する保健教育にもなるのではないか」。

教育関係者らを2年以上かけて説得し、4年目からは町教委が費用を負担することになった。

提唱してきた学校での血液検査は、24年度からは小学4年生を対象に「小児生活習慣病予防検診」として、

全県下で実施されるようになりました。

松原先生のようにはできないかも知れませんが

自分のできることから少しずつ地域に貢献していきたいと思う

素晴らしい講演でした。

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阿部歯科医院は地域の健康を支える歯科医院を目指しています。

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